利尻町で水揚げされる「利尻昆布」は、羅臼昆布、真昆布と並び北海道を代表する最高級品です。北限の厳しい海でたくましく育った利尻昆布からとれるだしは上品な味わいで香り高く、京料理には欠かせない食材となっています。しかしながら、漁業者の高齢化に加え(利尻町は高齢化率が30%を超える超高齢化地域)、人手不足により昆布干しバイトを確保しづらくなっており、近年生産量が激減し、20年後には食卓から姿を消してしまうとも言われています。生産量の減少の原因は資源枯渇ではなく、十分に採りきれないためで、町の主要産業を支える漁業者にとって大きな問題となっています。

その人手不足を補うために、利尻町役場では、これまで精力的に求人活動を行ってきました。が、干し子の採用課題の決め手となる打開策には至っていません。また、応募者の中には作業内容をよく知らないまま参加してしまうために、途中でリタイアするケースも少なくありません。

そこで、利尻町まち産業推進課が昆布干しバイトをゲーム風のウェブコンテンツにし、疑似体験できる「昆布ホス!ホス!〜デジタル体験版〜」を公開。

【特設サイトURL】 http://kombuhosuhosu.com/ (スマートフォン専用)

「昆布ホス!ホス!〜デジタル体験版〜」は、実際の昆布とほぼ同じ長さ(3メートル)で作られたスマートフォン専用サイトです。実際に昆布を干す動作(スマートフォンを手前に動かす)をするとページをスクロールすることができ、昆布干しバイトを疑似的に体験できます。若い世代へ世界無形遺産である和食を支える昆布干しの認知度を上げると共に、作業の大変さ、素晴らしさ、魅力を事前に体験してもらい、ミスマッチを最小限に抑えることを目指しています。

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